北方領土の日

ということで今日は2月7日、北方領土の日です。

歴代の多数の総理大臣と、無能な外務官僚、北方領土ビジネスに溺れる人たちによって、未だに解決されていません。

　この2月7日に先駆けて、新党大地代表で衆院議員の鈴木宗男氏と元外務官僚の佐藤優氏の書いた「北方領土　特命交渉」（講談社）という本を読みました。ちなみにこの2人は北方領土に絡んで外務官僚の陰謀によって逮捕されています。

　実に北方領土問題の知識の乏しさから解決に動こうとしなかったり、逆効果の行動をする外務官僚の実体と、補助金と天下り先欲しさに北方領土奪還を謳う団体の問題点が浮き彫りとなっています。

　特に北方領土返還を目指す団体が存在しますが、そんな団体に事業費として年間億単位の補助金を流していますが、ロシアに不法占拠されてから今までに何が解決したかということです。それよりもムネオのほうがよっぽどいい働きをしています。彼ら返還推進団体は、本当は北方領土問題が解決しては困るという立場なのです。もし領土問題が解決してしまえば、それで団体の存在意義は無くなってしまい、飯の種が失われます。つまり彼らは補助金が欲しいだけで、本気で返還を目指していません。本気で返還を目指しているのは元島民だけでしょう。また右の方たちもいますが、飯の種ほしさにどーわ団体やアイヌ団体に潜り込んでいることを考えると信用できない。

　まぁ一つ言えることは、鳩山はもとより民主党には北方領土問題の解決は無理だということです。

あと領土問題で北方領土・尖閣諸島・竹島とまとめて言うことがあり、俺自身も言っていましたが、正確に言うと領土問題として取り上げるべきなのは北方領土と竹島だけとのことです。

　尖閣諸島は実際に日本が実効支配しているので、そもそも領土問題にはならず、問題として取り上げる必要がないのです。それに対して北方領土はロシアが、竹島は韓国がそれぞれ実効支配しているので、こちらは問題としてしっかり取り組んでいく必要があります。