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岡村隆史、子どもに見せたくないTV番組調査廃止に「そもそもいらない。無意味」と苦言
Business Journal 6月21日
岡村隆史(右、『マンスリーよしもとPLUS 2012年10月号』<ワニブックス>より)
日本PTA全国協議会が毎年実施している「子どもとメディアに関する意識調査」において、「子どもに見せたくないテレビ番組ランキング」として発表されてきた「子ども見せたくないテレビ番組」を質問する項目が、今年から削除されることが、今月明らかとなった。
本ランキングで毎年上位に登場する『めちゃ×2 イケてるッ!』(フジテレビ系)へレギュラー出演し、以前から本ランキングの発表に対し批判的な発言を行ってきたお笑いタレント・岡村隆史(ナインティナイン)は、6月21日1:00~放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演し、「廃止するのが遅い」と苦言を呈した。
まず、同協議会が本質問項目を削除する理由を、「毎年この部分の調査のみクローズアップされるから」としていることについて、岡村は「そんなもの、そもそもいらない。いつまでも、いつまでもやってましたけど」と切り出し、その調査方法にも言及し「見せたくない番組があると答える人は、ごく少数なんですよ。その中でのちっちゃい順位だから、全然意味のないことをやっているんですよ。やめたらいい」と、調査自体が無意味だったと批判した。
また、子どもに見せたくないテレビ番組がある場合については、「親が見せなければいいだけ。(質問の削除が)遅い。本当に。こんなのばっかりやってるって思うもん。はい、ありがとうございました」とコメントすると、読み上げられた手元のメモ原稿を破り捨て、怒りを表した。
岡村は以前放送された同番組内でも、テレビ番組『めちゃ×2 イケてるッ! スペシャル』(フジテレビ系)でAKB48のメンバー・板野友美が不機嫌そうにする演出により、放送後にネット上や板野のツイッターなどに批判の声が寄せられた事態を受け、「ボケですやんか。それをなんかチクチク」「これからは、テレビ画面に『バラエティー番組でコントやってます』って、出さなあかんのかな。これは今の時代がそうだからという問題ではない」などと疑問を投げかけていた。
これ以外でも常日頃から岡村は、テレビ局が外部からの批判やクレームにより萎縮し、番組のコンテンツが面白くなくなっていくという懸念を口にしている。
「テレビ番組に関する小中学生と親の意識調査」は、日本PTA全国協議会が毎年独自に、小学5年生・中学2年生およびその保護者に対し実施しており、その調査項目に「子どもに見せたくない番組」「子どもに見せたい番組」「子どもの好きな番組」などを質問する項目があり、その結果がランキング形式で発表されてきた。ちなみに、「子どもに見せたくないテレビ番組ランキング」では、2004~12年まで『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)が9年連続で1位となり、発表にたびに話題を呼んでいた。
ということで、言いたいこと。
子供に見せたくない番組というのは、たしかに親が見せないようにすればいいだけ。ただ実際のところ、めちゃイケとか、親も一緒に見ているし、ロンハーは俺は嫌いだが、今の親世代なら、好んで見ているだろう。岡村の言うとおり。
あとは、「子どもに見せたい番組」の調査結果が全くクローズアップされず、わからないこと。これはメディアが悪いな。子どもの為と思うならば、むしろこっちを取り上げるべきだと思うが、所詮は大人の事情。
で、調べたところ、見せたくない番組の大半がバラエティ番組で、一部ドロドロした昼ドラが含まれていたり、もっとわからないのが、2010年の調査で、見せたくない番組6位に「クイズ!ヘキサゴンⅡ (フジテレビ系)」が入っていたのだが、同じく見せたい番組7位に「クイズ!ヘキサゴンⅡ (フジテレビ系)」が入っていたのだ。人それぞれということ・・・
臭いものにはとりあえず蓋をする、という昔からの風習。見せたくないと思っている親は、子どもがプロジェクトXとかNHKを好きになるような育て方をすればいいだけだし、そもそも調査自体に意味が無く、目的も不明。
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