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2006年3月から2010年2月まで「法学部大学生の挑戦状」として運営してきましたが、大学卒業の為2010年3月より新タイトルで再出発しました!
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試験終了~

というわけで、別に我々の生活に直接影響することでもないんですが、気になったので朝青龍のことを一言。

財団法人日本相撲協会に5度目の厳重注意を受けた朝青龍。

西麻布で朝青龍がマネージャーを殴って警察官十数人が出動した事態で、殴られたのがマネージャーではなく知人の一般人であることがわかった。知人男性は鼻骨骨折で全治1ヶ月とのこと。しかし男性は被害届けを出さず、警察で傷害の事実を認知しただけで、相撲協会もいち早く厳重注意におさめた。

朝青龍騒動が起こるたびに「素行は悪いが相撲は強い」「相撲界に貢献しているから多めに見る」など、相撲の成績と絡めて、法律違反をしても「成績がいいから」「頑張っているから」と言う理由で、許す傾向がある。これは朝青龍に限った話ではなく、プロ野球にしても、アイススケートにしても、未成年者の喫煙や飲酒運転などで、ほとぼりが冷めるまで活動自粛ということで済んでしまう。裁判所の判断にしても「有名人だから社会的制裁を受けている」として、軽く処分されるケースも少なからずある。

朝青龍は頑張っていると言う人もいるが、朝青龍以外にも頑張っている力士はたくさんいるし、朝青龍が出ていなくたって相撲は見るし、朝青龍の為の日本国技でもない。

スポーツでいい成績を出して、対戦相手に勝ちさえすれば、傷害罪を犯しても所属団体の厳重注意だけで済んでしまうのか?示談金が高額なら許してしまうのか?法律とは何なのか?取締りとは何なのか?警察とは何なのか?

今回の場合、力士が拳(凶器)で顔面を殴って人に骨折という怪我を負わせておいて、警察が認知していながら、被害者が被害届けを出さないからと言って、朝青龍に罰を与えなければ、これを見た無知な人たちはどう思うだろうか。

人にケガを負わせても問題ない。酒を飲んで暴れても大丈夫。

すべて朝青龍が悪いと言うわけでもないし、見せしめとまでも言わないが、少なくとも法律という社会秩序があって、捜査機関が認知しているわけだから、法令に従い、何らかの罰則を与えるべきだと思う。

これで何事もなく終わるのであれば、

「朝青龍の相撲は国技ではなくただの暴力」

として理解していくことになる。
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