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2006年3月から2010年2月まで「法学部大学生の挑戦状」として運営してきましたが、大学卒業の為2010年3月より新タイトルで再出発しました!
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 さて、『人助け』と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。


それは医療現場の最前線で活躍する救急救命士やドクター、看護士などの医療系従事者でしょうか。それは多重債務者の保護や刑事事件被害者を擁護する弁護士・司法書士、悪徳企業への家宅捜索に入る検察官、公正な法手続きを行なう裁判官など法律系従事者でしょうか。それは利益追求ではなく行き場を失った人々の悩みを聞いてくれる寺の住職やカウンセラーなど心理学系従事者でしょうか。自分の中では人助けの3本柱を「医療」「法律」「心理」と定義つけています。


 一言に『人助け』と言っても、色々な分野で色々な人達が、人々を支えながら、支えられて生きています。

 と今の自分に一番言い聞かせたいんですけど(誤爆)

 というのも、先日乗車していた電車内で気分の悪くなった方がいたらしく、実際に車内でその光景を見たわけではありませんが、車掌があわただしく電車内を行ったり来たりしており、次の駅で俺は降り、乗り換えようとしたら、ちょうどその方がスタンバイしていた駅員の手によって担架で運ばれていくところでした。

 何ですかねぇ。俺は結構目の前の光景に影響されやすいタイプなので、もしそのときの俺が救命士だったら。。。と一瞬思いました。確かに俺は人を助けたいと思い3本柱のうちの「法律」を選択し、法学部に進学しました。(法学部=法律家というわけではないが)法律家は人を救うことができる。しかし、災害現場で、事故現場で法律家は人を救うことができるだろうか、と考えたらとても悲しくなります。実際悲しくなりましたw ←別に笑うとこではないけどね…

 研究室の先輩が、東京消防庁に内定を頂き、これから『物理的な人命救助』を行なっていくことになるでしょう。

 自分自身も結構前ですが、大学に入学してから、お坊さんと話す機会があり、法学部に入学したことなどを話していたら、「大学で嫌なことがあったら相談してきていいよ」と言われ、一緒に人助けをしていきましょうと言われたことは今でも忘れません。

 全ての要素を兼ね備えた完璧な人間になることはできませんが、他の専門分野は他人にまかせて、法律を学んでいる俺もせめて、バイスタンダーとして活動できればいいなぁと思っている今日この頃です。

(※ちなみにバイスタンダーとは、救急現場に居合わせた一般人のことで、救急隊到着までの間適切な処置を行なうことで救命率を上げる人のこと。尚処置の結果の法的責任は問われない、とここでも法登場だったりw)
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無題
心配蘇生も今後、バイスタンダーでは人工呼吸をやらなくなる可能性もありますし。数年ごとのガイドラインで変わっていきますが、AEDとかの使い方を知っておくだけでも大分変わるかと思います。
yuya* 2007/12/01(Sat)12:40:58 編集
コメントレス@管理人
>yuya*さん
 確かに今後AEDの存在と言うのは、特にバイスタンダーにとっては重要な物となっていくでしょうね。まずはそういった訓練ができる環境を自分で作っていくことからはじめなければなりません。
ミズサワ 2007/12/02(Sun)20:40:10 編集
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