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2006年3月から2010年2月まで「法学部大学生の挑戦状」として運営してきましたが、大学卒業の為2010年3月より新タイトルで再出発しました!
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交際の女と痴漢被害でっち上げ…虚偽告訴容疑で大学生逮捕
3月11日 読売新聞

 地下鉄の車内でうその痴漢被害を申告したとして、大阪府警阿倍野署は11日、京都市山科区北花山寺内町、甲南大法学部4年、蒔田文幸容疑者(24)を虚偽告訴の疑いで逮捕した。

 調べに対し、蒔田容疑者は「当番弁護士を呼んでほしい」と話しているという。

 調べによると、蒔田容疑者は当時交際していた奈良市の無職女性(31)と共謀。2月1日午後8時半ごろ、大阪市営地下鉄御堂筋線の動物園前-天王寺駅間の電車内で、堺市の男性会社員(58)が女性の尻を触ったとのうその申告をした疑い。

 蒔田容疑者は女性を知らないように装っていた。

 男性は蒔田容疑者らに天王寺駅の駅長室で同署員に引き渡され、府迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕されたが、否認。同署は3人の供述や証言が食い違うなどしたため、約22時間後、男性を釈放した。


 まず現在の日本の痴漢犯罪の実態について、少なくとも冤罪はあると思います。映画「それでも僕はやっていない」の如く、とまでは行かなくとも、警察当局からの不当な弾圧から来る精神的苦痛の開放を求めて、無実の罪に対して略式起訴で罰金を払って釈放されるという、表に出ない事件は結構あるそうです。まぁそれは「やっていない」の立証が非常に難しいということ。正式裁判での有罪率99%ということにあるようです。

で、今回の事件はそこの穴を上手く突いた卑劣な犯行。不幸中の幸いというか、法学生が引っかけた女だけあってのことだろうか、嘘だと出頭してきた為に、男性は解放されました。もしこんなことで会社員ならばクビになっていたら、大変な損害賠償でしょう。また男性が行動に出るならば、民事訴訟で名誉毀損の賠償も求めることができると思います。

専門家によると今後示談金欲しさのこうした犯罪が増える模様。

それにしても今回の事件の首謀者とされる甲南大学法学部4年の蒔田容疑者。まったく人間の格を疑うのは当然、法学部生として恥と言うべきか、こんな輩と一緒にされては困る。しかも一丁前に「当番弁護士が来るまで黙秘」だとか能書き垂れやがって、そういう奴は法学生である前に人間としていてほしくない。少なくとも日本人として。

 まぁ今回は法律の悪用と言うより、完全なる犯罪行為。犯罪行為といっても、虚偽告訴の罪なんてそんな軽い問題ではない。被害者の男性のことを思うと、命を懸けて詫びろと言いたいくらいの強い憤りを感じます。

 実際に痴漢行為をしている男性は一番卑劣で卑怯で一発殴りたくなる存在で、そのせいで改札の近くとかに女性専用車両とかできてしまって、本当に痴漢にはいい迷惑をかけられていますが、一方で冤罪に対する警察当局の捜査のあり方も、今回の事件を通して考えてほしいものです。
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